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「完治しない病気」とうまく付き合うということ

K・Nさん(女性・25歳)

私は現在二十五歳です。

 

十八歳の頃から逆流性食道炎の症状に悩まされており、今でも、逆流性食道炎は完治していません。

 

完治してないというか、完治することがないとも言われている病気なので、もしかしたら、一生このままなのかもしれません。

 

逆流性食道炎は、わたしにとって古い友人の様な病気です。

 

最初はただただ苦痛でしたし、何かと辛い想いをしていましたが、
最近では「つきあい方」が分かってきたので、
もの凄く辛くて我慢できない…という状態は脱出できています。

 

逆流性食道炎の症状が出ても、
「いつものこと」として捉えられる様になっていますし、
トラブルが起きそうな時は、起きる前に「工夫」できる様にもなりました。

 

薬を飲むことで痛みを和らげることもできています。

 

そんな案配で、逆流性食道炎が一番酷かった時と比べると大分、
楽になっているので、逆流性食道炎が完治しなくても、
別にいいかな、という心境だったりするのです。

 

とはいえ、逆流性食道炎は、酷い状態だと、
立っていられない程の体調になるので、気を抜くことはできません。

 

たとえば、一人暮らしの場合などは…、
地獄を見ることになる場合もあるのです。


逆流性食道炎の体験記【K・Nさん編】記事一覧

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逆流性食道炎の経験があるK・Nさん(女性・25歳)がどういった症状が現れて、その後どのように治療していったのか、その体験談を公開しています。