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胃酸の歯に与える影響

歯のことで悩む女性

逆流性食道炎は、胃酸という名の【塩酸】に食道を溶かされた状態である。

 

ということは、前回の記事の中でもご説明した通りですが、このことを知って、ある問題に気づかれた方もいるのではないでしょうか。

 

塩酸は、食道まで上がって来ると、肉を溶かし、炎症を起こします。

 

そして、食道まで上がってきた塩酸は、そのまま口の中に溢れる様になり、酷い時には、そのまま毎日、嘔吐する様になります。

 

つまり、どういうことかというと…。

 

逆流性食道炎に掛かっている時というのは、
【塩酸が常に歯に触れている】状態にさらされてしまってるのです。

 

「胃酸によって、歯が溶かされてしまうなんて、
そんな恐ろしいこと、ある訳ないよね…?」

 

と期待してしまう所ですが、残念ながら、そうは問屋が卸しません。

 

歯の成分はカルシウムですが、塩酸はカルシウムをも溶かします。

 

つまり、胃酸をみくびって、逆流性食道炎を放置していると、
歯がボロボロになっていってしまうのです。


そのまま放置すると、総入れ歯になる可能性も

歯の治療をする男性

逆流性食道炎によって胃酸が口内に溢れる様になると、塩酸に歯がさらされてしまうので、歯が溶かされてしまいます。

 

歯が溶かされてしまうと、溶けた部分は虫歯菌の格好の【えじき】となります。

 

 

溶けた部分に虫歯菌がどんどん侵入していくので、
歯はどんどん蝕まれていってしまうのですが、

 

逆流性食道炎の場合は、毎朝、口内が【塩酸まみれ】になっているので、
修復されることなく、そのまま虫歯が進行していきます。

 

歯が痛くなってくると、私達は歯磨きをすることで
その痛みから逃れようとするのですが、

 

実は、塩酸にさらされてる時の歯を磨いてしまうと、
汚れと一緒に歯自体も削ってしまうのです。

 

するとどうなるかというと、【胃酸(塩酸)】と【削り機(歯ブラシ)】の
ダブルアタックによって、歯がどんどん削られてしまいます。

 

つまり、最終的には歯の神経が露出する様になり、
神経を取らなければならない事態にまで発展してしまうのです。

 

【逆流性食道炎が、虫歯の原因になる】

 

と言っても「またまた〜」と、疑う人が多いのですが、
逆流性食道炎は本当に、虫歯の原因になります。

 

放置することによって、総入れ歯になってしまう人もいるので、
歯を痛めている方は、早めに通院を開始しましょう。




逆流性食道炎の原因でもある胃酸により歯がボロボロになる危険性もありますので注意が必要です。